カタールの法律では、ラマダン期間中(今年は3月22日から4月20日まで)は、全ての人の労働時間が午前8時から午後2時までに短縮される。カタールの現地の教会の信者は次のように語る。
「これは法律で定められています。私たちにとっては、この法律のおかげで、礼拝や賛美集会を余分に企画する時間が与えられているので、これは教会にとっても祝福となっています。ラマダン中の短縮労働時間は、私たちがより祈り、より神の臨在を求めることを助けています」
ラマダンのために法制上短縮された労働時間が、キリスト信者にとっては、なんと主イエスへの祈りや礼拝を豊かにするために用いられているのだ。これらの恵みが、カタールのムスリムの救霊につながるよう祈っていただきたい。
■ カタールの宗教人口
イスラム 65・6%
キリスト教 14・2%
ヒンズー 15・4%
仏教 3・0%