レバノンにあるシリア難民キャンプで生活する、ある17歳の少女は、悪霊の強い影響下にあり、ラマダン中のイスラム教の聖職者の助けを激しく拒んでいた。イスラム教徒である彼女の両親は、イスラム聖職者の助けを求めたが、娘の攻撃的な態度に阻まれ、少女を解放することができなかった。
ところが、キリスト教の宣教師がキャンプに到着すると状況が変わった。イスラム教徒である少女の叔父は、最初はキリスト教の宣教師を嫌がっていたが、やがて宣教師らを受け入れるようになった。宣教師は聖句を用いて家族と共に祈り、少女は奇跡的に癒やされ、悪霊の影響から解放されたのだ。
イスラム世界で悪霊の影響に苦しむ人々は決して少なくない。悪霊さえも従う主イエスの権威を目の当たりにして、少女の家族は、キリスト教についてもっと知りたいと言っており、宣教の面でも大きな進展があったようだ。
どうか、少女の家族がイエスにある自由と救いを見いだすことができるように祈っていただきたい。また、悪霊の影響に苦しむ多くの異教徒たちが、悪霊さえも従う主イエスの何よりも力ある御名の権威を目撃することによって、続々と救われるように祈っていただきたい。
■ レバノンの宗教人口
イスラム 59・0%
プロテスタント 0・6%
カトリック 23・9%
正教関係 7・3%