嫌な出来事に巻き込まれると、誰かのせいにしたくなるものです。誰かのせいにできなければ、出来事のせい、社会のせい、不運のせいにしたくなります。
しかし、このような生き方をしていたら、いつまでたっても被害者のままです。そこから、一歩抜け出してみませんか。
物事は、人や状況のせいにするのではなく、自分のせいだと考えてみたらどうでしょう。あの時、あの場所で転んでけがをしたのは、人とぶつかったからだけど、あの時間にあの道を選んで歩いていたのは私です。
人に勧められて買ったけど・・・、親に勧められて結婚したけれど・・・、友達のアドバイスに従って決めたけど・・・、最後に受け入れたのは私です。
クリスチャンになった人で、物事がうまくいかないと、「何で神様は私を見捨てたのだろう」と嘆き、「神様なんていない!」と考える人がいます。
人は都合がいいものです。物事がうまくいくと、自分の手柄にするのに、物事がうまくいかないと神のせいにし、人のせいにし、出来事のせいにします。
人生とは、あなたが選び続けていることの積み重なった時間です。あなたがインターネットを使ったことから、ここで私と出会うことができたのではないでしょうか。毎週、私が投稿する記事を通して皆さんと出会えることに感謝しています。皆さんとの出会いは、私の最高の宝です。
人生で起こる全てのことは、みんなあなた自身が選んだことの結果です。しかし、その背後に神が働いておられます。良いことも悪いことも、神が許されたから起こったのです。そして、良いことも悪いことも、全て相働いて益となるようになっています。振り返ってみたら、みんな良いことなのです。
これからは、人や状況のせいにすることをやめて、どんなことにも感謝して受け止めていきましょう。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ローマ8:28)
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