欧州に人口わずか3万9千人、世界で6番目に面積の小さい立憲君主の小国リヒテンシュタイン公国がある。王族はカトリックで、国民も同様だが、信仰は形骸化している。近年ではイスラム教徒や無宗教者が増えている。
福音主義の会衆は、1985年に英国、ノルウェー、スイスの信者が立ち上げたものが唯一となる。王族の中には、カトリックのカリスマ運動と関わりを持ち、個人的な信仰を公言している者もいる。
同国の霊的刷新のために祈っていただきたい。
■ リヒテンシュタインの宗教人口
プロテスタント 8・7%
カトリック 69・4%
正教会 0・8%
イスラム 6・7%
無宗教 13・9%
ユダヤ教 0・1%