9月30日の課題で、メキシコ福音主義の驚異的な成長を挙げたが、中南米でそのメキシコを上回るペースで成長を遂げているのがウルグアイだ。
中南米の調査会社ラティーノバロメトロが毎年する大規模調査によると、ウルグアイの福音主義キリスト信者の数は、19年から21年までのわずか2年の間に、4・6%から8・1%に激増した。
同国は南米の中で特に無宗教、無神論が多いことで知られている。人口の半数以上が、無宗教で神を信じていないと答えている。また、ウルグアイは中南米で最もカトリック教徒の少ない国で、ホンジュラスとエルサルバドルがそれに続く。しかし、この中米の2カ国は福音派の割合が高いが、ウルグアイはそうではなかった。
ところが、ウルグアイには最近15年の間に福音派の強力なミニストリーが出現し、多くの教会が植えられ、牧師たちが育っている。これが実を結んでいるのだ。この件は、また改めてこの課題で詳細をレポートしたい。
同国の福音主義がさらに祝福され、その勢いが増し加わるよう祈っていただきたい。
■ ウルグアイの宗教人口
カトリック 54・9%
プロテスタント 8・4%
ユダヤ教 0・8%
無神論 27・4%