2022年11月20日14時44分

世界宣教祈祷課題(11月20日):インド

執筆者 : 奥山実

インド・ニューデリー
インドの首都機能が置かれるニューデリー(写真:Unsplash / Laurentiu Morariu)

インドにおけるキリスト信者迫害は激化している。ヒンズー国粋主義者が、キリスト者の存在と影響力を一掃することを目指しているためだ。

国粋主義者らは、ヒンズー教以外の信者を真のインド人として認めない。このため彼らは、組織的にSNSなどを利用して偽情報を流し、憎悪を煽っている。しばしば彼らは暴力でキリスト者を標的にすることもある。

ある地域では、COVID-19の政府援助の分配で、キリスト者を意図的に締め出すのだ。また「キリスト教徒がウイルスを広めた」とデマを拡散することもある。

ある信者は「聖書はあらかじめ迫害を予告しているので、私たちはすでに覚悟ができています」と強い信仰を告白している。インドの兄姉らが強められ、同国に霊的夜明けがもたらされるよう祈ろう。

■ インドの宗教人口
ヒンズー 74・3%
プロテスタント 3・6%
カトリック 1・6%
英国教会 0・2%
イスラム 14・3%