インド洋に浮かぶモルディブは、観光客には一見して楽園の島に見える。しかし、その裏には暗い現実が隠されている。
公権力が強く、表現の自由や信仰の自由は制限されている。また、世界で最も離婚率の高い国の一つで、犯罪率やギャングの活動も増加の一途をたどっている。児童虐待や、10代の70パーセントにも及ぶ薬物乱用は、深刻な社会問題だ。
モルディブには信教の自由はなく、イスラムのみが認められている。イスラムと混合したファンディタと呼ばれるオカルトも広く浸透している。
モルディブに福音の光が差し込むように祈っていただきたい。
■ モルディブの宗教人口
イスラム 99・1%
プロテスタント 0・1%
カトリック 0・1%