失業や職場のいじめなどで悩む日本人や外国人を支援しようと、ブラジル出身で滋賀県長松市のイカロ・ロペステ牧師(53)が民間非営利団体(NPO)設立を目指し、協力を呼びかけている。中日新聞が報じた。
ロペステ牧師が06年に来日して同市に開いた教会には現在、ブラジルやペルーなど南米出身の外国人ら約50人が集まる。職場や家庭でのトラブルなど、これまでさまざまな相談に応じてきたが、失業者への具体的支援など、教会だけではできない幅広い活動に取り組む必要を感じ、今回のNPO設立を思い立った。
ロペステ牧師は、宗教や国籍を問わずに活動する支援団体にしたいと、広く協力を呼びかけている。問い合わせは、ロペステ牧師(080・6951・9421)。