神の愛は、裁きのときに一番強く輝きます。夜空に星が輝くようにです。
「しかし、わたしに聞き従う者は、安全に住まい、わざわいを恐れることもなく、安らかである」(箴言1:33)
神の愛は、砂漠の中のオアシスのように、かゆいところに手が届くようにありがたいものです。だから福音(祝福の音信)であり、GOOD NEWSなのです。神は、偶像崇拝をやめようとしないイスラエルに怒り、裁きを執行されました。天が閉ざされ、雨が降らなくなり、川も枯れました。飢餓になり、死活問題となりました。
しかし、神に従う預言者エリヤのために一つの川が残され、エリヤはその水を飲みました。また、不思議なことが起こりました。人の食べ物を奪っていくカラスが、エリヤに食べ物を運んだのです。神がカラスに命じたので、カラスは神に従いました。
「わたしは烏(カラス)に、そこであなたを養うように命じた」(1列王記17:4)
「幾羽かの烏が、朝になると彼のところにパンと肉とを運んで来、また、夕方になるとパンと肉とを運んで来た。彼はその川から水を飲んだ」(同17:6)
これが、神の裁きに対する愛なのです。
さらに神は、エリヤ一人だけを救われたのではありません。オバデヤを通して、イゼベルが主の預言者を殺すとき、アハブ王に内緒で100人の預言者を50人ずつ洞穴にかくまい、パンと水で養うようにされました。
今日あなたは、神に従って生きていますか。あなたは災いを恐れることなく、安全に生きられることを堅く信じてください。戦争や疫病や地震のうわさを聞いても、どんな試練がやってきたとしても、あなたは安全なのです。恐れることなく、平安で過ごせるのです。
だから聖書は、365回「恐れるな!」と語っているのです。それは、一年365日あなたは神に守られていて、安全で恐れる必要がないからです。神と共にこの世に、神であり、救い主であり、守ってくださるお方を示していきましょう。
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