デンマークの自治領で人口わずか5万6千人のグリーンランドは、1953年までルーテル派教会が国教会だったこともあり、ほとんどどの集落にも教会がある。
その多くは真の霊性を失っており形骸化している。現代の文化は、グリーンランドの伝統と衝突し、多くの人々が不道徳、性的虐待、アルコール依存症、精神疾患、自殺などと闘っている。何人かの先住民の信者と外国人宣教師は、カウンセリング、癒やし、解放などの奉仕をしており、聖霊の働きによって素晴らしい実りを得ている。
また近年、新しい滑走路ができ、遠隔地へのミニストリーのために道が開かれた。この地の宣教とグリーンランドのリバイバルのために祈っていただきたい。
■ グリーンランドの宗教人口
プロテスタント 64・6%
他諸教派 31・9%
無宗教 2・1%