カナダの東端に、フランスの海外準県に当たる人口6千人のサンピエール島・ミクロン島群島がある。
かつてフランスが北米に広大に有していた植民地の最後の名残といえよう。島の産業であるタラ漁の終焉は、フランス本国に強く経済依存させた。本国から離れた島にもかかわらず、カトリックの伝統が強い。
近年、バプテストやアッセンブリーなどの福音主義教会は完全に撤退した。これらの島々に、聖書的福音的な信仰が芽生えるよう祈っていただきたい。
■ サンピエール島・ミクロン島の宗教人口
カトリック 96・5%
プロテスタント 0・2%