国が誕生して、ようやく10年になる世界で最も若い国の南スーダンは、常に政情不安と戦禍に悩まされ、人口の80パーセントが貧困にあえいでいる。しかし最近「生ける水の川」ミニストリー(SLW)の働きによって、何千もの人々が信仰の決心に至ったと、喜びの報告が届いている。
SLWは中東と北アフリカを中心に、信者らに福音を伝える方法を教えている。最近開催されたワークショップが終わると、信者らは意気揚々とジュバ周辺の村で福音を分かち合い始めた。ある村では、敵対者を呪い殺していたような呪術者が信仰の決心をし、別の村では、大勢の追従者がいる3人の呪術者らが福音を聞き、人生をキリストにささげる決意をした。
訓練された信者らは、昨年12月末から地域社会への働き掛けを開始したが、1月末には1万6802人もの決心者を獲得したのだ。ある村では1日に49人が洗礼を受けた。
他にも、離婚の危機にあった夫婦が福音を聞いて信じ、このカップルは和解して、今では2人で教会に通っている。自殺をしようとしていたある女性は、主がその日に福音伝道者を遣わしてくださった。これによって一命を取り留めた彼女は、その日、主に命をささげた。
南スーダンのリバイバルの故に、主を賛美しよう。継続して救霊が起こされ、決心者が地域教会につながり、弟子となって新たな魂を獲得できるよう祈っていただきたい。
■ 南スーダンの宗教人口
キリスト教 60・5%〔諸派含む〕
土着の宗教 32・9%
イスラム 6・2%