感染拡大予防対策のため、ケニアでは広範囲にわたって学校が閉鎖された結果、幼い女の子が結婚させられるリスクが高まっている。
食糧不足により、ケニアの農村部では半数近くの世帯の食糧が不十分で、パンデミックはケニアの農村コミュニティーを直撃している。しかしこれら人生の困難は、ケニア人を神への渇きに駆り立てている。人々は絶望を感じ、御言葉に目を向け、教会に目を向けているというのだ。
宣教団体のケニア・ホープ(KH)は、地元の教会と協力して、太陽電池で動く「聴く聖書」を遠隔地にあるコミュニティーに配布している。この「聴く聖書」は1冊当たり30~50人に聞かれ、多くのケニア人に神のことばを届けている。彼らはこのシンプルな装置で既に2万人以上に福音を届けた。
今年KHは11の言語で数百の「聴く聖書」の配布を計画している。技術の進歩は、福音宣教にも大きな前進をもたらしている。あらゆる方法で福音宣教が進むように祈っていただきたい。
■ ケニアの宗教人口
プロテスタント 56・8%
カトリック 21・5%
英国教会 8・9%
正教 0・8%
土着宗教 7・2%
イスラム 8・3%
ヒンズー 0・4%