長崎県の大村市は、24日に長崎で開かれる列福式を目前に、日本初のキリシタン大名を輩出した同市のキリシタン文化をより多くの人々に体験してもらおうと「おおむらキリシタンマップ」を作製した。長崎新聞が伝えた。
大村市は、日本初のキリシタン大名である大村純忠や、純忠らによりローマに派遣された天正遣欧少年使節などで知られるキリシタン文化の色濃い都市で史跡も多数残されている。
同紙によれば、マップには同市のキリシタン歴史年表のほか、大村純忠の墓所や少年使節の像がある森園公園、隠れキリシタンの殉教地といった史跡のドライブコースなどが掲載されている。5万部印刷され、市役所や市の観光協会、長崎空港、JR大村駅などに設置されている。問い合わせは同市観光振興課(電話:0957・53・4111‐内線241)まで。