はじめに感謝&お知らせ。【百人一読】は、今月末の掲載日をもって連載終了となります。今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。来年からの新連載の詳細は、後ほどお知らせします。
あらためまして、皆様。こんにちは、また、こんばんは。2020年12月に入りました。残り、あと1カ月です。大変な1年となっているのですが、世界のベストセラーである聖書には、このような言葉があります。
あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。~新約聖書・1コリント10章~
まさに、試練のような1年・・・。でも、キリストの神様が必ずあなたにも脱出の道を備えてくださっています。その道を今日見つけることができますように。
さて、問題です。仮にです。本当に仮にの話ですが、独裁者の王様があなたの娘に目をつけて、「最近の天変地異を何とかするために、この娘を殺す。生贄として、ささげるぞっ!!」と言ってきたらどうします?
①「はい。かしこまりました。どうぞ、王様の思し召しのままに・・・」と、我が子を差し出す?
②「王様!! どうぞ、この子の代わりに、この私を~~!!! 私を殺してくださーい、この子はご勘弁を!!」って、死に物狂いで懇願する。
③「分かりました。明日、王宮に連れてまいります。ただし今夜は、家族での最後の時間を持たせてください」と言って、その日の夜に、荷物全部まとめて家族全員で国を出る。
はい。どうでしょうか? ①と答える方はいないという前提で進めます。③にチャレンジする人もいるでしょう。うまく国境を越えることができれば、なんとか安心です。
でも、普通の親なら、やっぱり②かなぁと思います。我が子が王の命令で、兵士たちに連れ去られそうになったら・・・!! やっぱり、なりふり構わず叫びますよね。土下座して、頭を地面にこすりつけながらでも。「お願いします!! この子は、勘弁してくださいッ!! 私が・・・この私が生贄になりますので、どうか、どうか―ッ!! この子だけは、憐れみをぉぉぉぉぉぉ!!!!」って。
はい、最後にです。あなたのために、死んでくれた人が、いた。このことを信じますか?「そんなヤツおらんわ」「いないはず・・・」と思われるでしょう。
でも、いたんです。それは、約2千年前に人としてこの地上に来られたイエス・キリストです。歴史上の事実として、イエス・キリストの十字架での死という有名な出来事がありますね。実は、あの時イエス・キリストは、ただ死んだのではなくて、あなたのために、あなたを幸せにするために、あなたの命を守るために死んでいたのです。
信じられないかもしれません。それが、人間的に言えば普通かもしれません。でも、イエス・キリストはあの日、あなたのことを想い、十字架にかかって死んだのです。
なぜか? それは、唯一、本物の神である、このイエス・キリストは、あなたを本当に本当に愛しているからなのです。あのスウェーデン出身のゴスペルシンガー、パラリンピックの水泳選手、レーナ・マリアさんがこう語っています。彼女は、クリスチャンです。
私が生きるのに必要な力や喜びは、すべて神さまが与えてくださる・・・。(『100人の聖書』71ページ)
イエス・キリストは、昔存在した聖人の一人ではありません。本物でただ一人の神であり、今もこの瞬間、あなたを本当に愛しています。死ぬほどに・・・。そして、コロナ禍の中にいるあなたにも、力を、喜びを、問題の解決、経済の繁栄を与えようとしておられるのです。それを、ぜひ受け取っていただきたいです、皆さんに。
そして、受け取る方法は簡単です。それはただ、レーナ・マリアさんのように、クリスチャンになるだけです。クリスチャンになるって、何か「宗教かぁ」「いろいろ規律が・・・」と思われるかもしれません。でも、そんなモンじゃありません。このコラムは宗教の話をするものではありません。また、クリスチャンになると、酒ダメとかタバコダメとかと縛られるということもありません。生き方の話、のコラムです、この百人一読は。
また、クリスチャンになると、逆に自由になるんです。心が自由に、解かれていく・・・。レーナ・マリアさんのように、また、あのサッカーのカカさんのように、クリスチャンになりませんか? そして、あなたを本当に愛してくれているイエス・キリストからの力と喜び、受け取るのです。イエス・キリストからの力と喜び、問題解決、健康、保護、繁栄は、レーナ・マリアさんとカカさんだけのものではなくて、あなたのものにもなるのです・・・。
(簡単、無料で、カカさんのようにクリスチャンになれる方法は、シーズン2の29で紹介中です。このあと、どうぞ)
2016年夏連載開始の百人一読は、次回掲載【最終回】で連載終了とさせていただきます。今まで読んでくださった皆様、「いいね!」で励ましてくださった皆様、本当にありがとうございました。最終回は、12月29日です!
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。
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