皆さん。こんにちは。皆さんは、飛行機によく乗りますか?「えぇ!!ほぼ毎日」とか「乗るのが仕事です」と言う人は、確実、機長さんか客室乗務員さんでしょう。でも、それ以外の皆さんは、新型コロナの影響で飛行機乗るチャンスも滅多にないですよね?
それで、思い出していただきたいんですが、皆さんは、飛行機に乗ったら何をするタイプですか?
① 寝る
② 読書
③ 仕事する(仕事熱心ですね)
④ その他
はい、どれでしょう? それで、皆さんに質問です。あなたは旅(もしくは、出張)の帰り…。「あ~、疲れた! 飛行機の中で寝よっ♪」とか、「フライト時間に、ゆっくりこの小説を読もう」と思って、座席についた。
はい、離陸して、快適な空の旅…のつもりだったのに、近くの席の赤ちゃんがギャーって泣きだした!! すごい泣き声。しかも、なかなか泣き止まない…。
はい、皆さんならどうします?
① 少しはイライラするけど、そのまま目をつぶって眠ろうとする
② 客室乗務員さんを呼んで、「ちょっと。どっか、後ろの方とか空いてない? 移動したいんだけど…」って言う
③ ガバッと立ち上がって、「おい!! 早く泣き止ませろよっ!」って、その赤ちゃんのお母さんに怒鳴る
皆さん。ほとんどの方は、① でしょう。まぁ、② の方もいるかも。でもね、③ を選ぶ、③ のようなことをするのは、最悪です!一番苦しい、焦っている、大変なのは、そのお母さんですものね!
何が言いたいかというと、泣いているその赤ちゃんは、あなたを困らせようと、あなたの快眠や読書時間を妨害しようと泣いているわけじゃないのです。つまり、皆さんの敵じゃないわけですね。赤ちゃんは、泣くのが仕事で、泣いて、皆さんを困らせようとはしていないのです。
はい、もう一つ質問ですが、「敵」は、いますか?「敵は、我が家にあり…!」って言わないでくださいね。まぁ、ライバル社や競争相手はいるでしょう。そして、何人か、思いつく顔があるかも…。
でも、今日考えていただきたいのは、「もしかして、勘違いじゃないですか?」ってことです。もしかして、「敵」でないのに「敵」とか勘違いし、認識してしまっているかもしれません。ある人を…。
シーズン2の27で、勘違いについていろいろ紹介しています。皆さん、「勘違い」って実際あるんですよ! 超がつくほどの美人さんが、こっちを見つめている。「えっ? 俺?! 俺を見てんの!!」とドキドキしてしまう!! でも実際は、彼女が眺めているのは、あなたの後ろの広告だったりね(笑)
芸能人レベルのイケメンが、じっとこっちを…。「な、何? 私のことを…、もしかして♡」はい、あなたの横の看板を見てましたとか…。人はいろんな意味で、多種多様な勘違いして生きる生き物です。
ここから、実話です。ある女の人が、空港に着きました。まだ出発時間まではかなりあったので、売店に行き、時間をつぶすための小説とクッキーを買いましたとさ。で、待合室で、小説を読みながら搭乗のアナウンスを待っていました。
しばらくして、隣に、見知らぬ男の人が座ります。少しして、彼女はスゴイのを目撃してしまった!! なんと、隣の男が、あのクッキーに手をのばして、あろうことか、クッキーを手に取って、口にパクッって…。
「それ、私のクッキーですよ」とは言いませんでしたが、とりあえず、自分が2枚目のクッキーに手を出します。するとですよ、隣の男が、またしてもクッキーに手を…。
彼女の立場になってくださいね。皆さんなら、どうします? その時点で、その男に言う? それとも、小説とクッキーを持って、移動する?
でも、皆さん、この話まだ続きがあるのです。なんと、その男、最後の残り1枚のクッキーにまで手を出して、そしてなんと、笑いながら半分に割って、その半分を彼女に差し出してきたんだって!!
いや、完全不審者、変質者??ってか、そんなクッキー、食べられませんよね?
そして、最後どうなったって?
搭乗アナウンスが流れたので、その男から離れて、彼女は、飛行機に乗る列に並びます。そして、無事飛行機に乗り込みました。
自分の席について、バックを開けて…なんと、バックの中には、クッキーが…!!
分かります、皆さん。あのクッキーは、そもそも、あの男性のものだったんです! 彼女こそ、見知らぬ男性のクッキーに堂々と手を出す、「変な女性」「怖いオバサン」になっていたのですね!
まさに、勘違いですね。隣の男性のクッキーを、自分が買ったクッキーだと勘違い…。
まぁ、こんな勘違い、そうないでしょうけど、皆さんも今までかなり勘違いしてきましたよね。そして、勘違いされてきましたよね。
最後です。もしかして、「こいつ嫌なやつ!!」とか「あの男は、敵だわ! 世の女すべての敵だわっ!!」とか、「あの人、私を嫌ってる」って、勘違いしてしまっている可能性はありませんか?
もしかしたら、もしかしたらですよ、その人は、あなたの「敵」ではなくて、逆に味方になってくれる、理解者になってくれる、最高の友人になってくれる人かもしれませんね。
ノーベル平和賞を受賞したキング牧師がこう語っています。「イエスがかつて仰せられた言葉は、いまも、私たちの耳に鳴り響いているはずです。『汝の敵を愛せ、汝を呪う者を祝福せよ、汝を虐げる者のために祈れ』これこそ、私たちの生きる道です」(『100人の聖書』64ページ)
「ありえん! なんで、俺がアイツを愛さないといけんわけ!?」と思うでしょう。「ばか言わないで! あの人のためにお祈りする? 呪うならできるけど、祝福…。絶対に無理!!」でしょ。
でも、もしかしたら、あなたが「敵」と認識しているその人は、あなたの「敵」ではないかもしれないのです。見方を、考え方を変えれば、良きミカタ、最大の理解者になってくれるかも…。(もちろん、100パーセントそうだとは言い切れません。でも、その可能性もあるのでは…)
だから、とにかく、やってみませんか。「こいつは、敵だ」と思っているあの人、アイツのために、キリストの神様にお祈りしてあげる。世界のベストセラー聖書が、そして、キング牧師が言っているように、「キリストの神様。〇〇を祝福してください。イエス・キリストの名前によって祈ります、アーメン」って。それだけで、いいんです!!
それこそ、キング牧師が言う、「私たちの生きる道」ではないでしょうか。いろいろな生き方があります。でも、この秋から、キング牧師が言う「私たちの生きる道」を歩きだしませんか?
今日は、宗教の話ではありません。生き方の話です。どんな次元を生きるかの話です。もっと高次元、キング牧師レベルの高次元を、今日から生きてみませんか。また、キング牧師ももちろん読んでいた世界のベストセラーである聖書を、この読書の秋、読破しましょう!
今より、もっと高次元の毎日の幕開けです…。
次回の百人一読は、9月29日です。この秋も、ステキな毎日をお過ごしください♪
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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