キリスト教をテーマとしながら反キリスト教的な思想を露骨に表現していることで物議を醸してきた「ダ・ヴィンチ・コード」のシリーズ第2弾目の映画「天使と悪魔」が来年5月15日に全世界で同時公開されることがわかった。
映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、全世界で8000万部を売り上げたダン・ブラウン氏の小説を映画化したもので06年に公開され全世界で大ヒットした。日本でも90億円に上る興行成績を記録したが、その反キリスト教的な内容から福音主義者らを中心に危惧する声が相次いだ。
公開が決まった『天使と悪魔』は、バチカンを舞台に「キリスト教と科学の対立」を描いた作品で『ダ・ヴィンチ・コード』の前章にあたる。