皆さん、こんにちは。まずは、テストです。このテストで、自分がひねくれているかどうか、また、素直かどうかをチェックできます。以下の内容をじっくりと一度読んでみてください。
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あなたの目の前に、瓶(びん)が置いてあります。その瓶に花を入れたら、それは花瓶になります。でも、それにゴミとかを入れるならば、ゴミ入れになります。
あなたの手前に段ボールの箱があります。その箱にゴミを入れれば、ゴミ箱となります。けど、その箱に、あなたの宝物を入れたら、その箱は「宝箱」になります。
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はい。皆さん。どうでした?「うん。その通りだね」と思えたなら、あなたは素直な人で、ひねくれていません。ご安心を。逆に「箱は箱!! 瓶は瓶だろ!」と思った方・・・。ごもっともではありますが、今日は篠原の話に合わせてくださいね。
何が言いたいかっていうと、「何を入れるかが」大事・大切ってことです。何を入れるかで、呼び方も価値も変わります! ゴミ箱と呼ばれるのか、宝箱と呼ばれるのか・・・。乱暴に扱われるのか、丁寧に運ばれるのか・・・。
たとえば、段ボールにどうでもいいガラクタがいっぱい入ってたら、雑に運ぶし、そこらにドン!!って置きますよね。でも、その段ボールの中に大切な電子機器や高価な陶器とかが入ってたら、その段ボールの扱いは、先とは違うはずです。
言えること・・・。同じモノでも、何が入っているかによって、価値も扱い方も見られ方も呼び方も、違ってきます!
はい。ここで、話が大幅に変わるようですけど、男性の皆さんに質問。周囲の女性は、何でできているか、知っていますか? 目の前のお姉さん、隣の同僚、口うるさい姉もしくは妹・・・(笑)。それらの女性が、何でできているか・・・。
難しい質問ですかね? では、当の女性の皆さんにお聞きします。皆さん(女の人)は、何でできているんですか? つまり「あなたは、何でできているんですか?」です。
スゴイ質問を、突然でごめんなさい。ちなみに、男性の皆さんも当の女性の皆さんも、今回だけは真面目に考えないでいいですよ!「血液や皮膚、それに・・・」とか「約60パーセントは水分で、残りの・・・」とか考えないでください(今回は!)。
で、答えです! 世の女の人は、何でできてるか・・・。それは、その答えは「かわいいものと甘いもの、そしてステキな何か」。そうらしいです、男性の皆さん。そう書いてました、女性の皆さん、当たってます?
(本当に誤解されると嫌なので書きますが、これ、篠原の考え、持論、答えじゃないですから! ただ、あるところに書いてあったんです、こんなふうに)
世の女性は「かわいいものと甘いもの、そしてステキな何か」で、できているのかぁ。何となく、分かるような気もしないではないかな? まぁ、確かにカワイイもの、甘いモノ、大好きですよね、女性って(一般的に)。あと、ステキなものを、いっぱい持っている(はず。よく知らんけど)。
はい、ここから真面目にいきます。だけどね、実際どうなのか? 本当に、女性の中身はカワイイものと甘いものと、それからステキな何かなのか? 違いますよね? 確かに、女性の皆さんはそれらを持っているでしょう。お菓子とか、カワイイ小物とか、ステキな服とかね。でも、それらでできているわけじゃない、絶対に!!
そうですね、女性の皆さん? で、真面目な話、最後に、男性の皆さん&女性の皆さん、あなたは何と何でできていますか? つまり、あなたの中には何が入っています? 血とか筋肉とか皮膚やら細胞やら器官とかではなく、心、記憶、思考の面でです。
皆さんの心には、記憶には、思考には、どんなモノが入っている(入れている)かを、今日、見つめたいです。
ある人は、怒りかもしれない。ある人は、ねたみかもしれないですね。ある人は、羨望。ある人は、恋。ある人は、成功願望。あなたは、何でしょうか?
聖路加国際病院名誉院長、医学博士として活躍された故日野原重明先生の心はどうだったのか? 105歳までの長寿を全うされた、先生の心はどんなものだったのか・・・。
生前、先生が自ら語っておられます。「いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。私は今でもこの聖句が一番私の心の導きになっている」(『100人の聖書』54ページ)
前半は有名な新約聖書の言葉ですが、まさにその聖書の言葉が、日野原先生の心の導きになっていたんですね。
最後の最後に。皆さんの心は、何でいっぱいですか? 何で導かれていますか? 何が中心ですか? 今日、一つ、見つめ直してみませんか? そして、日野原先生も読んでおられた、世界のベストセラーである聖書を読んで、聖書の言葉を自分の「心の導き」にしてみてはいかがでしょうか?
次回の百人一読は、8月18日アップです。この夏、聖書を「心の導き」として、今までになかったような素晴らしい日々をお過ごしください。
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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