米国のバプテスト教会宣教師であるH・B・ベニンホフ博士が開いたキリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を前身とし、エキュメニカルな学生センターとして留学生寮の提供や各種セミナーの開催を行っている早稲田奉仕園は今年100周年を迎え、3日、記念式典を行う。午前11時からの記念式典のほか、記念フェスタ2008として、模擬店の出展や、コンサートなども行われる。
早稲田奉仕園では100周年を記念して、6月には今年40周年を迎えた国際教育交流協議会(JAFSA)と共催でジョイントフォーラムを開催。10月にも同じく今年100周年を迎えた早稲田大学理工学部と共同でシンポジウムを開催するなどした。
記念式典の後には昼食会も行われ、参加費は一般3000円、夫婦5000円。参加者には、書籍「早稲田奉仕園100年の歩み」(ビジュアル版)が進呈される。
また同日行われる記念フェスタ2008では、模擬店や近隣NGO団体による活動紹介のほか、アジア武道の紹介として、モンゴル相撲、テコンドー、太極拳などの紹介が行われる。午後3時からは民族衣装のファッションショーと民族舞踊ショーが行われ、同4時からはモンゴルの馬頭琴とホーミーのコンサートが行われる。モンゴルの遊牧民族が使う移動式の住居「ゲル」の展示も行われ、実際に中に入ることもできるという。
会場の早稲田奉仕園(東京都新宿区西早稲田2‐3‐1)は、東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩約5分、同副都心線西早稲田駅から徒歩約8分。