米国テキサス州フォートワースの長老派教会で他人への「慈悲」について説教中だった聖職者のクレジットカードが盗まれ、使われるという事件があった。ケーブル・ニュース・ネットワーク(CNN)が伝えた。
CNNによると、男女2組の犯人は、教会の事務所からクレジットカードが入った聖職者のカバンを盗み出し、676ドルのダイヤの指輪などを購入。被害額は約2000ドル(約20万円)に上った。また、事務所からは2600ドル相当のコンピューターも持ち去られていたという。
CNNが引用したダラスの地元紙によると、被害に遭った聖職者は犯人に対する哀れみを感じるとしながらも、クレジットカードの盗用について、「ぜいたく品ではなく、必要な物を買っていれば理解できたのに」とも述べた。