関西学院大学(兵庫県西宮市)は15日、任期満了に伴う学長選挙を実施し、現職の村田治氏(64)を再任した。任期は来年4月1日から2023年3月末までの3年。村田氏はこれで3期目となる。
村田氏は1955年東京生まれ。同大経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程前期課程修了、同後期課程単位取得退学。96年から同学部教授を務め、同大教務部長、同大経済学部長、同大高等教育推進センター長などを経て、2014年から現職。学外では、あしなが育英会副会長、日本私立大学連盟副会長、中央教育審議会委員などを務めている。
専攻はマクロ経済学、景気循環論。主な著書に、博士学位論文である『公債と財政赤字のマクロ理論』(有斐閣、1996年)、『現代日本の景気循環』(日本評論社、2012年)。