目に見えず複雑な動きをする心が、いかに生活に大きな影響を及ぼしているのか、医療的観点だけでなく、霊的観点からも解説したカナダの精神科医グラント・マレン氏の著書『Emotionally Free』が9月、『こころの解放』として邦訳出版された。10月5日からは、著者のマレン氏を迎え、東京、札幌など全国5カ所で講演会「ディスカバー・ジョイセミナー」(国際NGOオペレーション・ブレッシング・ジャパン主催、エリヤハウス・ジャパン協賛、イーグレープ後援)が行われる。
マレン氏は、精神衛生を専門とするカナダ・オンタリオ州在住のクリスチャン医師。心の苦悩を抱える多くのクリスチャンに寄り添ってきた経験から、うつ病などの気分障害や不安障害に関する医学的治療と霊的な解放、心の傷の癒やしについて、国内外で講演活動を行っている。
本書刊行に当たり、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)でカウンセラーとして奉仕するヘブンズ・ジョイ・ミニストリー主催の高井理子(みちこ)さんが、推薦文を寄せている。
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精神衛生の専門医であるグラント・マレン医師の書かれた『こころの解放』は、解放について書かれた本の中でも、特に傑出した一冊だと感じます。肉体・精神・心が健康であることの大切さが身に沁(し)みて迫ってきます。医師としての豊富な臨床例と自らが通られた苦難の体験を赤裸々に語ってくださるこの本は、日々チャレンジを受けて生きている私たちにとっての大きな励ましになるはずです。教会でカウンセラーとして仕えている私には、マレン医師の提案は新しい発見の連続で、さまざまな悩みを抱えて来られる方たちにすぐにでもお伝えしたい情報が満載です。人の思いをはるかに超えた神様の優しさと癒やしをお伝えしていくための必読書として、繰り返し読み実践していくための良書『こころの解放』をお勧め致します。
■ グラント・マレン氏のインタビュー映像
■ グラント・マレン著『こころの解放』(イーグレープ、2019年9月)