ビジネスパーソンを救いに導く伝道団体「インターナショナルVIPクラブ」の定期朝食会が4日、東京・六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京で開かれた。この日はビジネスマンを中心に12人が参加。カトリック信徒の近藤功さんが、世界的に有名な米国のクリスチャン実業家デモス・シャカリアンの生涯を紹介しながら、人生の成功の秘訣について語った。
この朝食会は、グランドハイアット東京が開業した03年にスタート。いまもノンクリスチャン、クリスチャンを問わず異業種のビジネスパーソンが集まり、活発な交流の場となっている。
インターナショナルVIPクラブは、宗教に嫌悪感を持つ日本の大多数のビズネスパーソンに福音を伝えるため、これまでになかった画期的な伝道を行っている。
ノンクリスチャンが集まりやすいようにホテルやレストランで集会を行い、ビジネスなど一般にも関心の高い話題の中に聖書の話や信仰の証しを織り交ぜながら、聖書の福音を伝える。異業種交流の場でもあり、聖書の話ではなく人脈や有益な話を求めに来る人は多い。しかし、参加者同士の交流を通して教会に行くようになったり、受洗を希望したりする人も少なくはない。
朝食会を主催する佐々木満男・国際弁護士は、「ここでの朝食会ももう5年になる。ここから交流の場をさらに増やしていきたい」と次なるステップへの意気込みを語った。