末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)は4日、ローマに地中海地域初の神殿を建立すると発表した。また、米国やカナダ、アルゼンチンにも神殿を建立する予定だという。AFP通信が伝えた。
モルモン教は、聖書以外に独自の「モルモン書」を聖典とし、信仰による救いや三位一体を否定、同教会の最高責任者である「大管長」を地上での唯一の預言者としてその発言を絶対視することなどから、プロテスタント、カトリックの諸教会から「異端」または「キリスト教ではない」と見なされている。
会員数は公式発表によると世界で約1300万人。イタリアでは2万5000人を超えているという。