「阪神宗教者の会」は1月25日(金)午後5時〜7時、西福寺(兵庫県西宮市)で1月の例会を開催する。話し手は、昨年12月に刊行された新しい日本語訳聖書「聖書協会共同訳」の翻訳者・編集委員である樋口進氏。「聖書の翻訳」をテーマに語る。参加無料。
阪神宗教者の会は、東日本大震災後、キリスト教の牧師、仏教の住職、神道の禰宣(ねぎ)の3人が集まって始まった会。それぞれが被災した東北を訪問し現地報告をしながら、阪神・淡路大震災時も含め、被災者の心のケアが十分にできなかったことを反省。一方、東日本大震災では慰霊の際、聖職者が公的な場で敬遠されるなど憂慮する点もあった。そうした中、同会では、宗教者の視点で復旧、復興、再建について意見を交換している。例会は毎月第4金曜日午後5時〜7時。
樋口氏のプロフィールは下記の通り。
1945年、韓国・全羅北道全州(チョンジュ)生まれ。関西学院大学経済学部卒業、同大学院神学研究科博士課程単位取得満期退学。日本基督教団室町教会牧師、同大キリスト教と文化研究センター教授、同宗教センター宗教主事、夙川学院院長、「聖書協会協同訳」翻訳者・編集委員。
著書に『旧約聖書は何を語るか 旧約思想入門』(新教出版社、1997年)、『よくわかる旧約聖書の歴史』(日本キリスト教団出版局、2001年)、『預言者は何を語るか』(新教出版社、05年)など、共著書に『聖書の解釈と正典―開かれた「読み」を目指して』(キリスト新聞社、07年)ほか多数。
日時: | 2019年1月25日(金)午後5時〜7時 |
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場所: | 西福寺 兵庫県西宮市西福町14ー1 JR西宮駅北側徒歩3分、駐車場あり |