日本キリスト教協議会(NCC)は、13万8000人以上の死者・行方不明者を出したミャンマーのサイクロン被災者、及び累計で4600万人の被災者を出した中国四川省大地震の震災者援助を目的とした募金活動を行ってきたが22日、世界的な教会支援ネットワークの「ACT(Action by Churches Together)」を通してこれまでに累計で20万ドル(約2100万円)の支援を行ったことを明らかにした。
NCC国際わかちあい委員会が発表した報告によると、NCCではこれまでにミャンマーのサイクロン被災者向けに8万ドル(約840万円)、中国四川省の震災者向けには12万ドル(約1270万円)の支援を行った。それぞれ5月、7月、9月にわけて支援を行っており、現地では現在もACT関係団体による支援活動が継続されているという。
同委は今月初めに中国で震災者の支援活動を行っている愛徳基金会からの報告を発表しており、震災者が依然として地震によって受けた傷を回復するために多くの時間と支援を必要としてることを伝えている。