一月一日(月曜)
小学六年の時でした。北海道の山の中から上京した子が、山猿山猿と囃され、いじめられていました。私はそういう子と仲良くなるのが好きでした。ある日の事、いじめ屋さん集団がまた、さっと襲って来て、山猿の帽子を取って、次々にたらい回しに手渡しして、逃げ回りました。私は友人のため怒って、いじめ屋さん集団に、しがみついて行きました。鈍感で百貫デブと言われていた私は、ただしがみつくだけ。彼らは逃げる姿勢でしたが、そうはいっても多勢に無勢の喧嘩でしたから、これを女性級長のFさんが心配して、担任の先生を呼びに行ってくれました。Fさんはその後、聖心女子大学を卒業後、田園調布の修道院に入り、それから四十数年後の今、八王子にある、祈り専門の聖クララ修道院にいて研鑽されています。
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み神を慕いて:仲嶋 正一(著), 仲嶋 啓子(著) 単行本 (2002/07) 文芸社
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