世界最大の教会学校「メトロ・ワールド・チャイルド」(MWC)の創立者で主任牧師のビル・ウィルソン氏が6月30日から7月7日まで、札幌、沖縄、東京、名古屋の5カ所で講演する。
12歳で母親に捨てられた経験を持つウィルソン氏は、自分と同じような境遇にいる子どもたちを救おうと、ニューヨークのスラム街で教会学校を始めた。その活動は米国内だけでなく世界で大きな反響を呼び、現在は世界各地にある教会学校に約20万人の子どもたちが通っている。その証しは著書『この子だれの子―ニューヨーク・スラム街からのメッセージ』(いのちのことば社)などに詳しい。
スラム街での活動はまさに命懸けで、2003年には路上生活者を訪問途中に強盗に襲われ、口に銃口を入れられ発射された経験もある。この時も頰を打ち抜かれる重傷を負ったが、一命は取り留め、治療を受けながらすぐに活動を再開した。
昨年10月には、シリア国境近くの難民キャンプで教会学校と医療活動に参加していたところを銃撃された。防弾チョッキにより命は守られたが、後ろから銃撃を受けたときの強い衝撃で地面の岩に頭を打ちつけて頭蓋骨を骨折。そこから奇跡のカムバックを果たし、70歳を迎えた現在も活動を続けている。
MWC日本事務所代表で松山福音センター主任牧師の万代栄嗣氏は、「ブルックリンのスラム街で、無謀とも思える働きを始め、40年足らずで世界規模の働きにまで成長できた信仰の秘訣は、すべての人々の人生の歩みに大きなヒントを与えます。また、多国籍のスタッフ数百人を率いて世界的働きへと拡大させ続ける秘訣は、人と組織を動かすことを模索するすべてのリーダへ具体的な指針を与えます」と、教会関係者に限らず広く参加を呼び掛けている。
日程の詳細は次の通り。すべての集会で席上献金あり。
■ 札幌 ※要事前登録
日時:2018年6月30日(土)午前10時30分・午後2時30分
会場:サンピアザ劇場(厚別区厚別中央2条5-7-5)
登録費:千円
■ 沖縄
日時:2018年7月3日(火)午後7時30分
会場:沖縄リバイバルチャーチ(浦添市沢岻1−9−28)
入場無料
■ 沖縄
日時:2018年7月4日(水)午後7時30分
会場:泡瀬バプテスト教会(沖縄市古謝2−26−24)
入場無料
■ 東京 ※要事前登録
日時:2018年7月6日(金)午後2時・午後6時
会場:日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町1−31−1)
登録費:千円
■ 名古屋 ※要事前登録
日時:2018年7月7日(土)午前10時30分・午後2時30分
会場:吹上ホール・9F展望ホール(名古屋市千種区吹上2−6−3)
登録料:千円
申し込み・問い合わせは、メトロ・ワールド・チャイルド日本事務所(電話:03・3561・0174、FAX:089・925・1501、メール:metrojapan[アット]mission.or.jp)まで。