日本キリスト教協議会(NCC)は3月19、20の両日、第40回総会を日本聖公会神田キリスト教会(東京都千代田区)で開き、2期務めて辞任した小橋孝一議長と網中彰子総幹事の後任として、新議長に渡部信氏(日本聖書協会)、新総幹事に金性済(キム・ソンジェ)氏(在日大韓基督教会)を選任し、新体制となった。NCCが公式サイトで発表した。
第40回総会期のテーマは「平和のきずなで結ばれて、共に進む」(エフェソの信徒への手紙4章3、4節)。2018年度にはNCC創立70周年を記念して「NCC主催・宣教会議」の開催を予定しており、16年から4回にわたって開かれたプレ集会の報告があった。
このほか、加盟教団・団体が厳しい財政状況にある現状から、前回総会期の収入・支出の中身を見直し、予算大綱を編成。准加盟団体として新たに、公益財団法人早稲田奉仕園、公益財団法人ウェスレー財団、特定非営利活動法人 CWS Japan の3団体が承認を得た。
選任された役員は次の通り。
- 議長 渡部信氏(日本聖書協会)(新)
- 副議長 矢萩新一氏(日本聖公会)、小海光氏(ウェスレー財団)(新)
- 書記 金迅野(キム・シンヤ)氏(在日大韓基督教会)、梶浜淳氏(日本聖書協会)(新)
- 総幹事 金性済氏(在日大韓基督教会)(新)
- 財務委員長 二見眞義氏(日本バプテスト連盟)(新)