【カンタベリー(英ケント州)=ENI・CJC】英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教のローワン・ウィリアムズ氏は、ジンバブエ聖公会の一部の行動を、同国のキリスト者にとって「スキャンダル」になった、と非難した。
「近年、現地の教会が抑圧的な体制と暴力的な文化に結びつき、それが国内すべてのキリスト者にとって、スキャンダルになっている。もちろんそれはジンバブエのことだ」とウィリアムズ氏は、7月16日から8月3日まで開催したランベス会議の閉会演説で述べた。
ジンバブエを混乱に陥れているロバート・ムガベ大統領の抑圧策の強力な支持者であるノルバート・クノンガ前ハラレ主教を念頭において、カンタベリー大主教が発言したものと、消息筋は見ている。