日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)主催のチャリティー映画会「母 小林多喜二の母の物語」が10月20日(金)、東京都江東区のカメリアホールで行われる。
映画「母 小林多喜二の母の物語」は、『蟹工船』などのプロレタリア文学を世に書き残し、治安維持法下で殺された作家、小林多喜二を支えた心優しい母親・セキの物語。
JOCSの担当者は、「平和を願い、その実現に真剣に向き合った多喜二の思いは、戦争への深い反省に立ち、和解と平和の実現を願って活動している私たちJOCSの思いと重なります。この作品を、物が言えない国に戻りつつある日本で、今だからこそ、ぜひ多くの方にご鑑賞いただき、真の平和とは何か、皆さんとご一緒に考えたい」と参加を呼び掛けている。
日程の詳細は次の通り。
■ 日時:10月20日(金)
① 午前10時30分~12時50分
② 午後2時~4時20分
③ 午後6時30分~8時50分
※開演の30分前開場、各回入れ替え制。
■ 場所:カメリアホール
東京都江東区亀戸2丁目19-1カメリアプラザ3階(JR「亀戸」駅から徒歩2分)
チケットは前売り1200円(当日1500円)。収益は海外保健医療協力事業のために使われる。詳細はJOCSのホームページ。