【CJC】マルティン・ルターによる「宗教改革」が始まって500年を記念する今年、ルターに由来する教派の連合体である「ルーテル世界連盟」(LWF)は10~16日、第12回総会をアフリカ南西部の国、ナミビアの首都ウィントフックで開催した。総会は6年に1回開催される。
今回の総会には、98カ国の145加盟教会から代表325人を含め800人近くが参加した。
総会の歓迎あいさつで、自身もルーテル派のハーゲ・ガインゴブ大統領は、「ルターのローマに対する造反は、アパルトヘイトと占領という不義に対するわが国の解放運動に際しての示唆ともなった」と語った。
総会は16日、第13代議長にナイジェリアのムサ・パンティ・フィリバス大監督を選出した。