【CJC=東京】世界福音同盟(WEA)は、全世界規模の提携団体「グローバル・パートナー」として国際ウイクリフを選定した。聖書に堅く立つ変革を促進する同盟の努力を強化するものとしている。
WEAのジェフ・タニクリフ国際部長は「世界規模のネットワークとして、ウィクリフは世界で最もよく知られ、尊敬されるキリスト教宣教の一つ。WEAは、神の言葉が訳出されていない世界の言語共同体のため解決策を進めているウィクリフの目的を支持する」と語った。
国際ウィクリフは各国49のウィクリフの連合組織。その4分の1は自国内で聖書翻訳と識字活動を進めている。
現在なお聖書が訳出されていない言語が2200以上あるとして、国際ウイクリフはそれら言語へ2025年までに訳出する「ビジョン2025」計画を打ち出している。
国際ウイクリフのカーク・フランクリン代表は「WEAのグローバル・パートナーとなったことに興奮している。私たちはWEAが世界中に持っている影響力を尊敬する。私たちのねらいは、全ての国に福音を伝え、キリスト中心に社会を変革することで神の国を拡張することだ。WEAと翼下の教会と協力できればすばらしい」と語った。
グローバル・パートナーは、WEAの使命と目的に専門分野で貢献する国際機関から選定される。現在、国際アドボケイツ、クリスチャン・メディア・コーポレーションなど10団体が選定されている。