癒やしの神、やり直しの神
進藤龍也・「罪人の友」主イエス・キリスト教会牧師
新年明けましておめでとうございます。
以前、エステサロンのような美容系企業のCMで、美人社長がその美貌を映し出し、「私が証拠です!」と豪語しているのを見たことがあります。
私たちクリスチャンもこのように、イエス様に愛されている「証拠」として、「私がその証拠です!」と豪語すべきだと、私は思うのです。
2016年は、薬物犯罪に関するニュースが大きく世の中を騒がしました。初犯、再犯、さらには薬物中毒が疑われる有名人のニュースも飛び込んできました。インターネットを中心に、世間では既に彼らが「社会復帰不可能」であるかのようなたたかれ方をしているのも目にしました。
しかし、2千年前にさかのぼり、イエス様が人として暮らされていた時代を考えてみてください。彼の周りには、いつも「再生不能」あるいは「白眼視された」人々がいました。やり直せる見込みもなく、やり直せる場も与えられることなんて想像もできなかった人たちが、キリストの愛を受けて「やり直した」ばかりか、多くの人に「やり直した影響」を与えたのでした。聖書には、その史実がしっかりと記されているのです。
私は、「命の恩人」であるイエス様に会いに行く喜びで礼拝をささげています。イエス様は、礼拝者を決してお見捨てにならず、私たちを孤児にすることはしないと約束しておられます。
昨日も今日も永遠に変わることのない神は、「今日」も同じ救いの神、癒やしの神、やり直しの神なのです。
私、進藤龍也を含め、イエス様を救い主として受け入れたクリスチャンは、神が生きている「証拠」だと信じています。
新しい年も、皆様の上に天からの豊かな油注ぎがありますよう祈ります。
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