特定の宗教を信じているとする人が23%にとどまり、信じていないとする人が72%に上るということが、17、18日に実施された読売新聞社の年間連続調査「日本人」の結果で分かった。
調査は「宗教観」をテーマに行われたもので、面接方式で実施。特定の宗教を信じないとする人は7割を超えたものの、「日本人は宗教心が薄い」と思うと答えた人が45%であったのに対して、薄いとは思わないと答えた人は49%とそれを上回る結果が得られた。
一方、先祖を敬う気持ちを持っているという人は94%、自然の中に人間の力を超えた何かを感じることがあると答えた人は56%を占めた。