兵庫県明石市にある家族4人が住む住宅で18日未明、火事があった。4人のうち、1人が意識不明の重体で、1人が全身をやけどする重傷、1人が軽傷を負った。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、火事があったのは明石市魚住町清水にある木造2階建ての住宅。会社員の男性(56)、男性の妻(53)、長女(25)、次女(20)の4人が住んでおり、日本テレビなどによると、次女が意識不明の重体で、妻が全身やけどの重傷、長女は軽症で、男性にけがはないという。
火事は新聞配達員の男性が発見し、18日午前4時40分ごろ、消防に通報。消防車など計13台が駆け付け、火は約1時間で消し止められたが、住宅約80平方メートルが全焼した。同紙によると、長女は近所の住民が住宅2階にはしごをかけて救出したという。
産経新聞によると、出火当時は4人とも就寝中だった。日本テレビによると、警察や消防は、室内から出火したとみて原因を調べている。