仙台市宮城野区で24日夜、トラック運転手の兼平節夫容疑者(53)が、同僚のトラック運転手、佐々木均さん(56)を包丁で刺す事件があった。佐々木さんは病院へ運ばれたが、間もなく死亡した。警察は兼平容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて捜査する。共同通信などが伝えた。
同通信によると、兼平容疑者と佐々木さんは同系列の会社に勤務しており、仙台市宮城野区仙台港北にある寮に住んでいた。兼平容疑者は24日午後10時ごろ、寮の駐車場で佐々木さんの胸や腹を包丁で複数回刺し、殺そうとした疑いが持たれている。
TBSによると、佐々木さんは腹に包丁が刺さった状態で倒れているのが見つかった。兼平容疑者は「トラブルがあって刺したが、殺すつもりはなかった」と話し、刺したことは認めているものの、殺意は否認している。
テレビ朝日によると、佐々木さんは病院へ搬送された後、約1時間半で死亡した。