奈良市針町のマンションで17日未明、40代の女性=奈良県橿原(かしはら)市=が、胸に刃物が刺さった状態で倒れ、死亡しているのが見つかった。警察が自殺と事件の両面で捜査している。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、女性は17日午前2時25分ごろ、胸に刃物が刺さった状態で死亡しているのが見つかった。産経新聞によると、交際相手の50代の男性=同県桜井市=が、マンションの台所で倒れている女性を発見し、119番通報したという。
マンションは男性名義で、男性によると、週に数回、2人でこの部屋に泊まっていたという。女性の遺体には、刺し傷の他には外傷や争ったような跡はなかった。16日夜に外食した2人は、同日午後10時半ごろにこのマンションに帰宅。先に寝た男性が目を覚ましたところ、倒れている女性を発見したという。
警察は詳しい死因を調べるとともに、自殺と事件の両面で捜査している。現場は、名阪国道針インターチェンジ(IC)の近く。