埼玉県三郷市のコンビニエンスストア「ファミリーマート三郷みなみ店」に7月20日未明、刃物を持った男が押し入り、現金約170万円が奪われた強盗事件で、自称・会社員の尾崎勝利容疑者(29)=東京都江戸川区=が10日夜、謝罪するために店を訪れ、翌11日朝、強盗容疑で逮捕された。NHKが伝えた。
NHKによると、尾崎容疑者は「借金の返済に追われ、金が必要だった」と話し、容疑を認めているという。警察は尾崎容疑者が謝罪に来る前から、この事件の容疑者として捜査を進めていたという。謝罪しようとした理由も含め、事件の詳しい経緯を調べている。
事件当時の報道によると、マスクと黒い帽子で顔を隠した男が7月20日午前3時ごろ、ファミリーマート三郷みなみ店に押し入り、商品を棚に並べていた男性店員(39)に無言で刃物を押し付け、脅した。男は店員の手足を粘着テープで縛った上で、レジのカウンター下にあった金庫を開け、現金を奪って逃走した。