出会い系喫茶「制服相席屋」の店長・大塚光雄容疑者(35)が20日までに、東京・歌舞伎町にある同店内で、いずれも17歳の少女2人に、わいせつな行為を伴った接客をさせたとして、風俗営業法違反(18歳未満の接客禁止)で逮捕された。大塚容疑者は容疑を認めている。日本テレビなどが伝えた。
制服相席屋は、ウェブサイト上では「いもうと系制服女子と相席できるお店」「お客様同士が相席になるお店です」などとうたっているが、日本テレビによると、「裏オプションもできる店」として知られ、1〜3万円の追加料金で、女子高生らにわいせつな行為をさせていたという。
朝日新聞によると、制服相席屋は今年2月にオープン。店には女子高生ら50〜60人が登録しており、制服姿で接客していたという。基本料金は30分3000〜4000円で、女子高生らに対する報酬は1000円だが、「裏オプション」の料金は全て女子高生らに入る仕組みだったという。
日本テレビによると、警察は、オープン後の同店の売り上げは約900万円に上るとみて調べている。TBSによると、大塚容疑者は「女の子に給料を支払わず、お客ということにすれば、取り締まりを逃れられると思った」などと話しているという。
同紙によると、逮捕容疑は、18日午後4時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町2丁目の制服相席屋の店内で、いずれも17歳の高校2年の女子生徒と無職の少女に、男性客の接待をさせたというもの。