
京都府警宇治署(写真:KishujiRapid)
京都府警宇治署の巡査・萱嶌(かやしま)涼介容疑者(21)=京都府京田辺市=が15日朝、スピード違反で逮捕された。萱嶌容疑者は取り締まりを振り切って逃走したが、約200メートル先で別の車に追突する事故を起こし、その場で現行犯逮捕されたという。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、萱嶌容疑者は15日午前8時ごろ、京田辺市興戸宮ノ前の府道を、制限時速50キロのところ、約65キロで走行していた道路交通法違反(速度超過)の疑いが持たれている。
産経新聞によると、現場では当時、速度違反の取り締まりが行われており、萱嶌容疑者は停止を求められたが逃走し、約200メートル先で信号待ちをしていた車に追突し、停止した。4台が玉突く事故となったが、けが人はなかったという。
読売新聞によると、萱嶌容疑者は宇治署警務課と京都府警教養課を兼務しており、事故当時は京都市伏見区の警察学校に出勤する途中だった。萱嶌容疑者は、「捕まりたくなかったので逃げた」(同紙)と話している。