大阪市北区のマクドナルドの店舗に、覚せい剤約50グラム(末端価格約350万円相当)を置き忘れ、覚せい剤所持が明らかになったことで、無職・上田歩(あゆみ)容疑者(40)=住所不定=が今月初めに現行犯逮捕されていたという。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、上田容疑者は今月初め、大阪市北区にあるマクドナルの店舗の個室トイレに、覚せい剤などが入ったポーチを置き忘れ、店の通報を受けて駆け付けた警察が調べていたところ、ポーチを取りに戻ってきたため、現行犯逮捕されたという。
読売テレビによると、ポーチの中には覚せい剤の他に注射器も入っており、上田容疑者は「覚醒剤ではないかとうすうす感じていました」などと話し、容疑を認めているという。
警察は所持していた覚せい剤の量が多いことから、上田容疑者が密売していた可能性があるとみて調べている。同紙によると、大阪地検は既に26日、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑で上田容疑者を起訴している。