兵庫県立高校の30代女性教諭が、教え子の男子生徒とわいせつな行為をしたとして、兵庫県教育委員会は26日、女性教諭を懲戒免職処分にした。共同通信などが伝えた。
同通信や読売テレビによると、女性教諭は昨年11月〜今年3月、学校外の駐車場に止めた車の中で、キスをしたり、互いの体を触るなど、わいせつな行為を計4回したという。
昨年夏ごろから、男子生徒の学校生活上の相談を受けるようになり恋愛感情が芽生え、女性教諭は県教育委員会の調べに対し、「いけない行為と認識はしていたが、恋愛感情がありやめられなかった」(同通信)という趣旨の内容を話している。
今年3月、巡回中の警察官が車内にいたところを発見し、職務質問をし発覚。女性教諭は「生徒の成長を妨げ、学校教育の信頼を大きく失うことをしました」(読売テレビ)と話している。
兵庫県警は、兵庫県青少年愛護条例違反容疑で女性教諭から任意で事情を聴いている。
産経新聞によると、兵庫県教育委員会はまた、当時中学3年の女子生徒2人に現金を渡して性行為をしたとして逮捕された兵庫県立相生産業高校の松本拓也被告(25)も懲戒免職とした。