
米海軍の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「UGM−96トライデント1」=1984年(写真:JOSN Oscar Sosa = USN)
北朝鮮が23日午後6時半過ぎ、日本海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発を発射した。韓国の聯合(れんごう)ニュースなどが伝えた。
聯合ニュースなどによると、北朝鮮は午後6時半過ぎ、北朝鮮北東部の日本海上でSLBMを1発発射したとみられている。SLMBは数分間飛行したが、これまでのところ成功といえるかどうかは分からないという。
NHKが防衛省などの情報として伝えたところによると、これまでの分析では、このSLBMによる日本への直接の影響はないとみられている。
読売新聞によると、北朝鮮では5月上旬に朝鮮労働党大会が36年ぶりに開催される予定で、SLMBの発射は大会を前に国威発揚を図る狙いがあるとみられているという。