長野県上田市にある暴力団「神戸山口組」傘下の事務所で12日午前3時半過ぎ、警戒中の警察官が破裂音を聞き、調べたところ、銃弾が通過したとみられる複数の穴が事務所の窓ガラスに開いていたという。警察は、指定暴力団「山口組」と神戸山口組間の抗争に絡む発砲事件とみて調べている。共同通信などが伝えた。
同通信によると、事務所には当時、組員がいたが、けがはなかったという。テレビ朝日によると、事務所はJR上田駅から北に約1キロの市街地にある。
上田市では3月上旬にも、山口組系の暴力団「玉木組」の事務所に火炎瓶のようなものが投げ込まれる事件が発生している。