【CJC=東京】AFP=時事通信によると、目が見えなくなってしまう前に教皇に会いたいと、遺伝性のまれな疾患で視力が失われつつある米国の女児が6日、バチカンで教皇フランシスコとの対面を果たし、願いがかなった。
女児は米オハイオ州ベルビル在住で、「リジー」が愛称のエリザベス・マイヤーズちゃん(5)。視力と聴力が徐々に失われていくアッシャー症候群2型という難病を患っている。
リジーちゃんはこの日、バチカンのサン・ピエトロ広場を両親、妹と共に訪れ、教皇の水曜定例の一般接見で教皇と感動の対面を果たした。リジーちゃんが教皇に話し掛けると、教皇はリジーちゃんの頬をなでてロザリオを手渡した。