三重県名張市にある東部保育園(現みはた虹の丘保育園)で今年1月、50代の女性保育士が1歳7カ月の女児を洗濯機の中に1分余り入れ、放置していたという。名張市は不適切な行為だとして、再発防止を求めている。共同通信などが伝えた。
同通信によると、この保育士は1月26日午後5時ごろ、女児が沐浴(もくよく)室に何度も行こうとしたため、縦型の全自動洗濯機の中に約1分ほど入れたという。洗濯機はふたが開けられており、電源も水も入っていなかった。
読売新聞によると、別の保育士が目撃して発覚。女性保育士は「とっさにやってしまった。とても反省している」と話している。毎日新聞によると、園児を洗濯機に入れたのは初めてだと話しているが、東部保育園はこの保育士を保育担当から外す対応をし、保護者に謝罪した。
東部保育園は1976年に開園し、2010年に民営化。老朽化に伴う新築移転で、今年2月から「みはた虹の丘保育園」に改称。定員は150人。