航空自衛隊の航空機「U−125」が6日午後2時半ごろ、鹿児島県付近の上空で消息を絶ったという。共同通信と時事通信が伝えた。
共同通信によると、U−125には6人が乗っていたとみられ、現在、航空自衛隊などが捜索している。
U−125は、電波により航空機の航行を援助するための施設である「航空保安無線施設」を点検する「飛行点検機」。航空自衛隊のホームページによると、航空自衛隊には計3機あり、低高度から高高度までの飛行点検が可能で、自動飛行点検装置(米国製AFIS)を搭載。原型は英国ブリティッシュ・エアロスペース社の「BAe125-800」。
時事通信は、6人乗りと伝えているが、航空自衛隊のホームページでは、乗員は7人となっている。全幅、全長ともに約15・6メートル。重さは約6・8トンで、最大速度はマッハ約0・8。