松本鶏園(横浜市栄区)の桂農場(茨城県城里町)の鶏舎で3月31日夜、火事があり、鶏舎3棟計約3000平方メートルが全焼。鶏舎内にいたひよこを含む鶏約3万羽が焼け死んだ。鶏舎は当時無人だったという。テレビ朝日などが伝えた。
テレビ朝日によると、城里町錫高野(すずこうや)にある桂農場の鉄骨プレハブ2階建ての鶏舎で、31日午後6時半ごろに火事が発生。消防車など約7台が出動したが、鶏舎計3棟が全焼し、鶏舎にいた産卵用の鶏とひよこ、約3万羽が焼け死んだ。
朝日新聞によると、農場長の男性(29)と従業員が、出火約1時間前の午後5時半ごろに帰宅しており、鶏舎は出火当時、無人だったという。近隣住民が火事に気付き、119番通報した。
松本鶏園のホームページによると、同社は1953年創業、61年法人設立の孵卵(ふらん)事業会社で、関連会社を含めて全国8カ所に生産拠点がある。