東京都葛飾区で7年前に20代の女性の下半身を触るなどしたとして、警視庁は28日、飯村正夫容疑者(36)を、強制わいせつ容疑で逮捕した。時効成立の12日前での逮捕だったという。テレビ朝日が伝えた。
テレビ朝日によると、飯村容疑者は7年前の2009年4月、葛飾区内で20代の女性を脅し、下半身を触るなどした疑いが持たれている。今年に入って同新宿区内でわいせつ事件があり、防犯カメラの映像から飯村容疑者が浮上。現場に残された遺留物と、飯村容疑者のDNA型が一致したという。
時効成立は来月9日だったという。飯村容疑者は容疑を否認している。
刑事訴訟法では、人を死亡させた罪で死刑に相当する場合は時効期間を定めていないが、それ以外の罪について、1〜30年の時効期間を定めている。強制わいせつの場合は7年で、強制わいせつ致傷と強制わいせつ致死はそれぞれ、15年と30年が定められている。